その風邪に似た症状は麻疹(はしか)かも?発熱・咳・くしゃみ・目の充血など

その風邪に似た症状は麻疹(はしか)かも?発熱・咳・くしゃみ・目の充血など

テレビで耳を疑うニュースを見ました。

麻疹(はしか)】が流行していると言うのです。

ただ、それが子どものはしかなら、なんてことは無いのですが、り患している対象が大人だと言うのです。

しかも、流行していると言う事でした。

大人は子どもより、行動範囲も広く、多少体調が悪くても無理しますので、急速に拡大する可能性があります。

ほんの一昔前まで、子どもの病気だと言われていました。

それは、はしかのようなもの」と言う言い方をして、「子どもなら、一度はやりそうなこと」の例えにも使われたほどですが、たかがはしか。されど、はしかです。

今回は、この「大人に流行っていると言う【はしか】について、詳しくお知らせしましょう。

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麻疹に感染した時の症状について

まず、はしかに罹患した時、初期の症状はどのようなものか、お知らせしておきます。

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最初は、熱や鼻水、咳が出て、目が充血し、くしゃみなど、風邪のような症状がでてきます。

この時点では、風邪と診断される事もありますので、これ以降の症状に気を付けてください。

そして、38度以上の高熱が出ます。

4~5日、続いてコプリック斑と言う、白い粒々が口の中に出来ます

そのあと、熱はいったん下がります。

コプリック斑も消えます。

ここまでが初期症状です。

しかし、再度熱が上がり、同時に首や顔面に、赤い発疹が出てきます

熱は39~40度程度の高熱です。

その発疹は、数日かけて全身に広がっていきます。

この高熱は3~4日続き、1週間から10日ほど38度の発熱があり、咳が続きます。

ここまでが、大方の流れです。

特効薬はありませんので、咳止めや解熱剤等を処方してもらい、水分、栄養補給に注意しながら、治りを待つしかありません。

ただ、初期症状が風邪に似ているため、大人は仕事を休もうとしません。

そのため、時として重篤化する事があります

いわゆる合併症ですが、肺炎中耳炎脳炎心筋炎等、侮れない病気になり、千人に一人は命を落とすと言われています。

特に肺炎は、ウイルスの増殖に伴うウイルス性肺炎

ほかの細菌への二次感染でおきる細菌性肺炎

ウイルスが持続感染しておきる巨細胞性肺炎等があります。

これらは、治癒しても人工呼吸器が必要になったり、最悪な結果になってしまう可能性がある怖い合併症です。

また、脳炎は発症率からみれば、1000人に0.5~1人と割合は低いのですが、万が一発症すると、その5%が最悪の結果に。。

治癒しても20~40%の人に後遺症が残る、これまた怖い合併症です。

そのほか、10万人に1人と、あまり心配は無いのですが、はしかのウイルスに、数年かけて脳細胞を冒されていく、亜急性硬化性全脳炎と言う疾病もあります。

7~10年後に発症し、知能障害や運動障害が徐々に進行していきます。
なめてかかってはいけないのです!

 

大人が麻疹に感染してしまう理由…。

では、なぜ医学の進んだ現代に、大人が、はしかにかかるのでしょうか?

その理由はいくつか挙げられています。

その一つ。
ワクチンの未接種が考えられます。

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現代こそ9割を超える予防接種ですが、かつては、7割程度の接種率だったと推測されています。

意外と受けていない人が多い事がその理由。

平成2年以降の人達は、2回接種が義務でしたから、それ以前に出生の方々が問題です。

次に、免疫の力が弱くなっている事が考えられます。

予防接種の割合があがり、免疫を持った人が抗体に出会う機会が減りました。

抗体に出会わなければ、免疫の効果は落ちます。

そう言う意味でも、アメリカでは二回の予防接種を義務付けています。

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麻疹の流行に対処を!予防方法とは?

その予防法はあるのでしょうか?

一番効果的なのは、予防接種です。

と言うより、これしか予防できる方法はありません。

平成2年4月2日以降に生まれた人には、予防接種を二回受ける事が義務付けられていますので、大人になってからでも、感染する心配はありません。

その前に生まれた人達が、感染の恐れがあります。

飛沫感染、空気感染、接触感染で感染します。

インフルエンザウイルスよりも、感染力は強いのです。

潜伏期間の患者がそばにいれば、確実に感染します。

特に妊婦さんは、留意しなければいけません。

風疹と同じように、早産や流産の恐れが出てきます。

妊娠が分からない時は、検査を受けて、早めに予防接種を受けましょう。

インフルエンザのように、うがい、手洗い、マスクでは防ぎきれませんので、とくと肝に銘じておいてください!

 

最後に

はしか、と言うと、何となく病気ではないような、軽い気持ちで対処しそうですが、先進国でも千人に一人が命を落としていると言う現実。

いい加減な気持ちで向き合うと、大変な事になりますね。

特に、女性に関しては、気を付けてほしい事があります。

その一つが、妊娠している場合、予防接種は受けられません

また、予防接種を受けた場合、二か月間は妊娠できません

妊娠を希望する場合、早めに予防接種を受ける事をお勧めします。

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