風邪をひいた時の食事選びのポイント!おすすめの食べ物とは?
風邪をひいた時の食事選びのポイント!おすすめの食べ物とは?
辛い風邪の症状。
薬を飲む前になにか食べないといけないのに、食欲がない。
こんなことありませんか?
食欲がないのに食べるものを決めなくてはいけないのははっきり言って苦痛です。
はじめから「風邪で辛い時にはこれを食べろ」って決まっていればいいんですけどね。
というわけで、今回はいいきっかけなので「風邪で辛い時にはこれを食べよう」と決めてしまいませんか?
今日は、風邪をひいた時におすすめの食べ物を細かく紹介していきます。
いざという時には是非、参考にしてくださいね。
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風邪をひいた時の食事選びのポイント!
風邪をひいて辛い時、食事はどうしていますか?
作るのも辛ければ考えるのも鬱陶しいですが、まずは風邪の種類から考えていきましょう。
はじめにお腹の風邪です。
ノロウイルスなどの場合は、「お腹の風邪」などと医師から言われることがありますが、ウイルス性胃腸炎なので、お腹の中の菌が全部排出されて、それからやっと治るといった状態です。
だから無理してなにかを食べる必要がありません。
もっとも、菌でお腹が膨れてるような感じがして何かを食べたいという気持ちにはならないかもしれませんが、逆に無理して食べても、それが嘔吐の原因になったり、さらなる下痢を引き起こしたりします。
そんな時には、食べるよりも、経口補水液などを少量ずつお腹に入れるようにしましょう。
徐々に落ち着いてきたら、小麦粉系(うどん、そうめん、すいとん)、おかゆなど消化の良いものを食べるようにすると良いでしょう。
次に、風邪のひき始め。
何となく体がだるい、喉がいがいがする。
これでは本格的に風邪をひいてしまうかも。
と心配になったら、柑橘系の果物がいいでしょう。
柑橘系の果物にはビタミンCが豊富に含まれていますので、風邪に効くと言われています。
(しかしながらビタミンCが風邪に効くというのはただのプラセボ効果というという説があります。しかし、どちらにしても早く治るなら結果的に良いことだと思います。)
熱が出てしまったら、梅干しを一粒口に入れましょう。
レンジでチンして焼き梅干しにするとなお効果的です。
詳しい説明は後程します。
さらにゾクゾク寒気までしてきたら、ネギ類が効きます。
よく昔から、ネギを首に巻き付けると熱がさがるなんて言いましたが、食べる方が効果があるんですよ。
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おすすめの食べ物とは?
ウイルス性胃腸炎の時には無理して食べなくてもいいのですが、そうではないお腹の風邪をひいてしまったときには、おじややお粥、柔らかくした煮込みうどんや温麺(そうめんの温かくしたもの)などが消化に良いので、お腹にやさしく食べられます。
他にはすりおろしリンゴなどもよいですね。
お腹の風邪にはとにかく消化の良いものと覚えておいて下さい。
また、脱水症状が一番の敵ですから、経口補水液やスポーツドリンクで水分とミネラルの補給を忘れず行ってください。
次に、引き始めの風邪ですが、ビタミンCの有効性については色々と論議があるようです。
医学的な根拠があるという説や、ただのプラセボ効果だという話もあります。
しかし、病は気からという言葉があるように、早く治るならプラセボ効果だってなんだっていいじゃないかという気持ちもあります。
しかしながら、風邪をひきやすい人の傾向を調べると、総じてビタミンCの摂取量が低いというデータもあるようです。
そこで、そんな諸々の事柄を含めてのビタミンCの多く含まれている食べ物を紹介します。
有名なのはやはり柑橘系のフルーツ。
ゆずの皮には、たくさんのビタミンCが含まれていますので、お粥やうどんの中にちょっと入れて食べるといいでしょう。
また、日ごろから柚子胡椒を作って常備しておくと、いつでも簡単にビタミンCが補給できます。
ビタミンCの特性としては、水に溶けやすく、体内に溜めておけないので、毎日摂取する必要があります。
風邪のひき始めで免疫力が弱っている時ほど、バランスよく色々なものを摂取する必要がありますので、不足しがちなビタミンCは積極的に摂るようにしましょう。
次に、熱が出てしまったとき。
梅干しには強い抗菌力がありますので、梅干しを摂ると良いでしょう。
殺菌力があるので、喉の殺菌にも効果的です。
また、汗で水分を失った体には梅干しのミネラル分が効果があります。
焼き梅干しにすると、さらに疲労回復の効果が高まりますので、風邪で辛い体には是非、焼き梅干しをおすすめします。
最後に、熱で体がゾクゾクする時には、昔からネギや生姜が良いとされてきましたが、これ、本当なんです。
どちらも体を温める作用がありますので、ゾクゾクしてきた時には、生姜とネギと焼き梅が入った白湯を飲むといいですよ。
作り方はとっても簡単です。
焼き梅干し2つとすりおろした生姜、小口切りのネギを器に入れて、熱湯を注ぎ入れるだけ。
体がポカポカ温まり、梅干しの成分で辛い風邪を撃退します。
風邪薬を飲めないスポーツ選手の中には、この方法で風邪を治す方もいるようです。
逆に風邪の時に避けたい食べ物とは?
冷たいものは避けた方がいいのですが、熱の高い時に体がほてっていると、アイスクリームがおいしいですよね。
できれば、体を冷やしすぎない程度に一口か二口までにとどめておきましょう。
コーヒーは利尿作用があるので、脱水症状になる危険があります。
また、睡眠の妨げにもなりますので、飲まない方がよいでしょう。
また、香辛料やトウガラシなどの刺激の強いものは痛めている喉を悪化させますので、食べないに越したことはないでしょう。
もちろんのことですが、アルコール類は控えましょう。
健康な時には「百薬の長」というくらい良いものですが、不健康な時には、喉にもお腹にも良いことはありません。
最後に
風邪をひいた時、1人暮らしをしている人は特に、何も食べずに、動かずに過ごすという人もいるようです。
確かに看病してくれる家族がいないと、自分のために食事を準備するのが億劫で、食べずに過ごすという心情はよく分かります。
それでも、早く良くなるためには、食べ物の力に頼ることも必要ですよ。
風邪に効果的な食事を知って、効率よく快方に向かえるといいですね。
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