大人のチック症…って治るッ?!チック症の治療法について!

大人のチック症…って治るッ?!チック症の治療法について!

子供のチックはほとんどが一過性のもので、95%以上が1年以内に消えていきます

しかし、それが残存したまま大人になった方は、なかなか消えて行かずに、誤解を持って見られたり辛い思いをしています。

この大人のチックは、果たして治せるのでしょうか?

今日は大人のチックの症状や治療法を紹介していきます。

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チック症の症状について

チックとは、衝動的で突発的な発声や行動で、不随意的で反復して行われます。

これは医師にも貧乏ゆすりなど、癖との線引きが難しかったり、説明がしにくい場合があります。

音声チック運動チックがあり、複合的に起こるものを特にトゥレット症候群と呼びます。

それぞれのチックの症状ごとにつぎに上げていきます。

●音声チックの症状

単純音声チック

「あー」「ひっ」というしゃっくりのような声咳払い様の声や奇声舌打ち鼻を鳴らすなどが繰り返して出る症状です。

複雑性音声チック

汚い言葉や人を傷つける言葉などが出てしまう症状です。

単純チックのように意味をなさない音声が出るのではなく、はっきりした単語として声が発せられるのが特徴です。

他には、自分の言葉や他人の言葉を繰り返すような症状があります。

先日のテレビの放送をご覧になった方も多いと思いますが、「ビスケット」という言葉が会話の中に何回も出てきてしまう外国の女性がいました。

これも複雑性音声チックの一つです。

●運動チック

単純運動チック

まばたき、首をすくませる、顔をしかめるのような症状です。

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複雑性運動チック

人や物に繰り返し触る、匂いを嗅ぐなど、自分や他人の体や顔を叩く、ジャンプやスキップをするなどの症状です。

●トゥレット症候群

さまざまな運動チックと、一つ以上の音声チックが複雑にあらわれる症状が1年以上にわたり、1日に何度も起こります。

トゥレット症候群で起こりがちな音声チックは、きわめて大音量で発せられるために、生活上、困難が付きまとうことが通例です。

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大人のチック症って治せる?!

大人のチック症を完治させるのは難しいと思います。

しかし、チック症はある程度自制が効くものでもあるので、本当に症状を抑えたい時などは、本人の心でコントロールが行えます

しかし、長時間の自制は難しく、気を緩めると症状が出てしまいます

その一方で極度のストレスにさらされていると症状が強くなってしまうなど、デリケートな部分もあります。

また、チックの専門医は、チック患者の症状を軽減するために色々な治療を考えています。

薬物療法はこれまでも行われてきましたが、チックは脳の伝達物質の障害であると分かり、手術により脳に直接働きかける治療も始まっています。

その手術とは脳深部刺激療法(DBS)というもので、これまではパーキンソン病患者に有効な治療法として主にパーキンソン病の治療のために行われていました。

それが最近になって、トゥレット症候群にも有効であると分かったて来たのです。

しかしながら、トゥレット症候群の患者さんにこの手術を行うにはいくつかの点を克服していかなくてはなりません。

なぜなら、重度の患者で他害や自傷があるケースですと、入院そのものに危険が考えられる場合があるからです。

また、脳に直接外科手術を行いますので、医師との間で細かな事柄に至るまで、事前の話し合いによりクリアしていかなければなりません。

これで完治するかどうかは、個人差もある上、まだ始まったばかりの治療法なので、臨床データがたくさん公表されていません。

今後一般的に広まることを期待していきましょう。

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チック症の治療法!

最新の治療法は先述したように手術を行うことがありますが、これは現状はまだ重度の患者さんに限られてくると思います。

一般的には薬物療法が知られています。

主に使用される薬は、ハロペリドールという向精神薬というものですが、副作用も出やすいので、医師の支持に従いながら服用しましょう。

 

最後に

大人のチック症には家族の支えと理解が必要です。

チック症で悩んでいるご家族がいたら、うるさいと感じることがあっても、怒ったり、止めさせるように言わずに温かく見守るのが一番です。

本人が気にしてしまうと「やっちゃだめだ」と常に頭の中にチックへの思いが消えず、余計にムズムズして、症状が出てしまうケースがあるからです。

もしも、家族みんなで支えていくことに困難を感じる場合は、是非家族で揃って心療内科を訪ねてみてください。

カウンセリングなどで、きっと最良の方法が見つかると思います。

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