低温やけどになってしまう温度と時間は? こたつやカイロにも注意!

低温やけどになってしまう温度と時間は?こたつやカイロにも注意!

「あれ? 手がヒリヒリする…。もしかして低温やけど?

知らず知らずの内に低温やけどになっていて、跡が残ったりしないか心配になった事はありませんか?

ついうっかり…を予防するために、低温やけどについて調べてみました。

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何で低温やけどになってしまうの?

ポカポカと心地よく感じられる温度は、40度~43度と言われています。

その位の低温でも、長く触れ続けることによって、低温やけど」は起こります

皮膚内部の脂肪細胞は、血液の循環量が少なく、冷やす処理が苦手です。

「熱いっ!」と感じる自覚症状がないまま、いつの間にかに皮膚の内部が炎症を起こしているので、重症化しやすくなります。

 

どの位の温度でどの位の時間で低温やけどになるの?

低温やけどは、肌の体温より少し高い、42度位から起こりやすくなります。

40度 ~ 50度位までが原因で起こるやけどを「低温やけど、それ以上高温になると、普通の「やけどと呼んで区別しています。

40度前後低温の場合、大人でも10時間以内に低温やけどを起こします。

44度では3~4時間、46度では30分~1時間、50度では2~3分で低温やけどになるそうです。

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低温やけどになってしまう主な状況とは?

◆ 主な原因 ◆

主な原因は暖房器具で、ホットカーペットカイロ湯たんぽこたつなどが原因です。

特に、ひざ掛けやフリースなどを、暖房器具に加えてもう一枚、肌に巻いたことによるこもり熱」と呼ばれる現象によって、範囲が広がったり重症化しやすくなります。

カイロの上からダウンジャケットを着たり、床暖房やホットカーペットの上でひざ掛けをかけたり、湯たんぽを置いたまま布団で寝る事は避けましょう。

うっかり熟睡してしまったり、お酒を飲んでいたりすると、「低温やけど」に気付くのが遅れて、重症化しやすくなります。

特に、糖尿病の方は循環不良により症状に気が付きにくく、小さなお子さんは皮膚が薄く、抵抗力も弱いので注意が必要です!

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◆ 最近、目立つ様になってきた原因 ◆

ノートパソコンや、IPADをひざに乗せたまま作業する事で、本体の裏側が熱くなって「低温やけど」になる人が増えています。

本体やキーボードの横にある放熱によっても「低温やけど」になるそうです。

作業に夢中になっていると、気が付かないのかもしれませんね。

床暖房でも、低温やけどになることがあります。

電気式の床暖房は熱がこもりやすく、使い方によっては44度 ~ 45度位まで上がってしまう事があり、低温やけどの恐れがあります。

一方で、温水式の床暖房は38度位までしか上がりませんので、低温やけどの心配はほとんどありません。

赤ちゃんは床暖房の上に直接寝転んで、寝てしまう事がありますが、「寒そうだから」と、肌かけ布団を着せたまま床で寝かせるのは、避けた方がいいでしょう。

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低温やけどの症状!

低温やけど」は、皮膚の内部まで達した、深いやけどが多いのが特徴です。

「高温やけど」は直後から赤みや腫れ、強い痛みが表れますが、「低温やけど」は腫れや水ぶくれ(水疱)が数日にかけて進行することがあります。

◆ やけどのレベル ◆

レベル 1

表面だけの軽いやけど。

皮膚が赤くなって、ヒリヒリする

レベル 2

水ぶくれ(水泡)ができる

浅いやけどの場合は、赤くなって痛みがある。
深いやけどの場合は、あまり痛みはなく、赤紫色になる。

レベル 3

皮膚の厚さの全てにダメージを受けた状態
壊死する場合もある。

水膨れはできず、痛みも少ない。
皮膚が黒色、茶褐色、または白っぽくなる。

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低温やけどになった時の対処法について解説!

◆ 低温やけどになってしまった時の、応急手当 ◆

低温やけども、冷やすことでやけどの進行をとめ、痛みも和らいできます。

水で冷やすのもいいですが、保冷剤熱さまシートなどを活用すると便利です。

大体1時間位冷ますと症状が落ち着いてきます。

ケーキなどについてくる保冷剤を冷蔵庫に保管しておくと、いざという時に役立つのでお勧めです!。

水ぶくれは破いてしまうと、痛みが強まり感染症にもつながりますので、洋服に張り付いている様な時には、脱がずにそのまま病院で治療してもらいましょう。

特に小さなお子さんの場合、洋服の中など目立たない所が「低温やけど」になってしまっている事があります

目立つところだけでなく、全身をチェックしてあげて下さい。

◆ 傷跡が残ってしまうか心配 ◆

表面だけの軽いやけどなら、自然治癒で傷跡も殆ど残りませんが、「低温やけど」は深いやけどの場合が多く、多少傷跡が残ってしまう場合があります。

赤みは、色素沈着でそのまま皮膚に残ってしまったり、茶色くなって跡に残る事もあります。

色素沈着を防ぐには、紫外線対策が重要です。

しばらくは、太陽にあたらないようにしましょう。

水ぶくれ(水泡)が破れてしまった時、多少跡が残りますが、治療を進めれば1~2週間で治り、傷跡もほとんど目立たなくなります。

深いやけどの場合は、1か月以上治療しても傷跡が残ったり、ひきつれをおこすこともあります。

傷跡を目立たなくするには、副腎皮質ステロイド軟こう、盛り上がってしまった患部は、弾力性のある包帯で圧迫すると効果的ですが、医師や薬剤師に相談の上で行ってください。

参考元 公益社団法人 日本皮膚科学会(https://www.dermatol.or.jp/qa/qa8/q01.html

 

最後に

「低温やけど」は、痛みや熱を感じにくく、知らず知らずの内に進行していきます。

深いやけどのため、傷跡として残ってしまう事もありますので、予防が大切です。

最後に、予防方法を記載しておきます。

正しく使って、ポカポカ気持ちよく過ごしたいですね!

①カイロや湯たんぽは、直接肌に充てないようにしましょう。

②「こもり熱」による被害拡大を防ぐために、二重に覆うのはやめましょう。

③こたつや電子毛布、ホットカーペット等は、うっかり寝てしまっていいように、タイマーで自動OFFを活用しましょう。

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