いつも眠い…その原因とは?病気の可能性もあるって本当?!

しっかり寝ているはずなのに、どうしようもなく眠い・・・。

そんな日中の眠気に悩まされている方、多いのではないでしょうか?

学校や職場で居眠りを繰り返してしまう、抗えないほどの強烈な眠気に度々襲われる。
そんな人は、もしかしたら病気が隠れているかもしれません。

ここでは、強烈な眠気の原因と、それを改善するための方法をご紹介します!

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寝ても寝てもいつも眠い…その原因とは?

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夜しっかり眠っているのに疲れが取れない眠った気がしない仕事中に強烈に眠くなる、など、眠気の種類は様々です。

ではそもそも、眠っても眠っても眠気が取れない原因はなんなのでしょうか?
具体的に、一つ一つご説明しましょう。

1. 生活習慣

普段何気なく行っているあなたの行動、もしかしたら睡眠を妨げているかも…。

睡眠に大切なのは量よりも質。
良質な睡眠を妨げないよう、きっちり自分の生活習慣を振り返ってみるのも大切です。

●飲酒

眠れない時、「寝酒」をする人、いらっしゃるかと思います。
また、飲み会などでお酒を飲むと、気持ちよく眠れてしまうこと、ありますよね?

でもあれ、実は睡眠の質は悪いのです。

なぜなら、アルコールを分解する時、体の中では副交感神経が刺激されています。
そのため、睡眠を邪魔してしまい、眠ってはいてもその質は悪いものになってしまうわけですね。

●寝る前の食事

帰宅が遅く、どうしても食事が遅い時間になってしまう…
などということもあるでしょう。

しかし、食べたものを消化するために消化器官の働きが活発化し、結果として眠りを妨げているのです。

食べると眠くなるのですぐに寝てしまいたくなりますが、それでは睡眠の質が落ちるばかりです。

●寝る前の入浴、歯磨き

寝る前の歯磨きが習慣になっている人、結構いるかもしれませんね。

しかし、歯を磨くと歯茎が刺激されて、睡眠に必要な「メラトニン」というホルモンの分泌が抑えられます

また、入浴は交感神経が刺激されるため、眠りに適さない体の状態になってしまいます。

お風呂はぬるめ、できれば就寝の3時間前までに済ませておくことをオススメします。

歯磨きも、最低1時間前には終えておくとよいでしょう。

●寝る前のPC、スマホ

スマホやPCから出る強い光も、メラトニンの分泌を抑える要因になります。

寝る1時間ほど前になったら使用を避け、部屋を暗くするなどして眠る準備をすることが大切です。

2. 睡眠習慣

朝、ついつい二度寝をしてしまうこと、ありますよね?
「あと少し…」そう思って眠りに落ちるのは気持ちいいものですが、眠りのサイクルを狂わるので、かえって眠気が増してしまうのです。

3. 低血糖症

そのほか、食後の眠気の原因としては、低血糖症があります。

食事で上がった血糖値を下げるためにインスリンが分泌されますが、炭水化物の多い食事を摂ると膵臓の機能が低下し、インスリンが過剰分泌されます。

それによって血糖値が下がり過ぎてしまい、眠気が起こるのです。

 

こんな人が『寝ても寝ても眠い』と言っています!

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すでにお伝えした通り、寝る前の悪習慣が眠りを妨げている可能性があります。

いつも眠いと感じる人の特徴としては、

・メラトニンの分泌が少ない慣

寝る前にPCやスマホの画面を見たり寝る直前に歯磨きしたりすることによって、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が抑えられることが原因です。

・交感神経や副交感神経を刺激している慣

入浴では交感神経、飲酒では副交感神経が刺激され、入眠を妨害してしまいます。

そのほかにも、寝る前の食事は消化器の働きを活発にさせるため、体が眠る準備に入るまでに時間がかかるため、睡眠の質が落ちてしまうのです。

・運動不足

社会人になるとありがちなのですが、仕事でデスクワークなどをしているため、頭は疲れていても体はあまり使っていない、そんなことも原因の一つです。

頭と体の疲れが異なるために、スムーズに眠りに就くことができないわけですね。

眠れない時は、軽いストレッチやヨガなど、体を軽く動かしてみるとよいでしょう。

・眠り過ぎ

いくら日中眠いからと言って、休みの日に寝溜めをしたり、長時間眠り続けたりなどは逆効果。

眠りにはリズムがあり、90分間隔で眠りが浅くなります。

このタイミングで起きるとすっきり起きられますので、長時間の睡眠はかえって睡眠リズムを崩し、悪循環になるばかりです。

同じ理由で、二度寝も避けましょう。
気持ちいいのでついついやってしまいがちですが、二度寝によって睡眠サイクルがリセットされ、すっきり起きることが困難になるのです。

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『いつも眠い』は病気の可能性も?

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上記のことが当てはまらない人は、病気が原因の可能性があります。

寝ても寝ても眠い病気…それは「過眠症」かもしれません。

過眠症の人には、主に以下の症状が起こります。

・日中に強い眠気が起こり、毎日のように繰り返す
・日中の強い眠気が原因で、学業や仕事など、社会生活に支障を来している
・日中の強い眠気が頻繁に起こり、苦痛に感じている
・日中の眠気によって日常生活に不便さや不快感を感じ、それが一ヵ月ほど続いている

では、過眠症の症状が出る原因とは何なのでしょうか?
詳しくご説明しましょう。

●脳の病気

睡眠不足の自覚が特になく、自分ではしっかり眠っているという人は、脳の病気が考えられます。

・ナルコレプシー

日中、突然強い眠気に襲われ、そのまま眠ってしまうというのが特徴です。

その場面は様々で、大事な会議や電話中など、通常では考えられない場面で眠り込んでしまうことも多々あります。

そのため、周りからは「怠けている」「気合いが足りない」などど、マイナスのイメージをつけられてしまうのです。

ただし、居眠りの時間は非常に短く、5分~30分程度で覚醒し、その時は眠気が消えてすっきりしています。

その後、また強烈な眠気に襲われる…ということを繰り返すわけですね。

本人の努力ではどうにもできないため、精神的に追い詰められ、うつ病などにつながる危険もある病気です。

【ナルコレプシーの特徴】

・カタプレキシー(情動脱力発作)

笑ったり怒ったり、興奮状態になると突然全身の力が抜けてしまいます。
倒れこんだり、場合によっては失神したりすることもあります

・金縛り(睡眠麻痺)

睡眠中に金縛り状態が頻繁に起こり、特に入眠時に体が動かなくなることがあります

・幻覚を見る

睡眠中に幻覚を見ることがあり、夢と現実の区別がつかないほどリアルな夢を見ることもあります

・10~20代で発症、またはその頃から症状が続いている

・脳腫瘍

主な症状としては頭痛吐き気嘔吐などがありますが、腫瘍の部位によっては眠気を引き起こすこともあるようです。

●睡眠不足や睡眠障害

眠りがしっかり取れていない自覚があり、それが原因で日中の眠気が起こっている場合、睡眠障害が原因だと考えられます。

睡眠障害にも様々ありますが、主に以下の4つが考えられます。

・概日リズム障害

体内時計が狂うことが原因で起こります。パターンは以下の4パターンあります。
・深夜にならないと眠くならず、起きるのは昼頃になる
・夕方や夜の早い時間帯から眠くなり、早朝に目が覚めてしまう
・毎日1~2時間ずつ起きる時間と寝る時間がずれていく
・睡眠のリズムがなくなり、昼夜を問わず不規則に眠気に襲われる

体内時計のズレは、多少であれば自然に回復しますが、概日リズム障害になってしまうと、自力での改善は難しくなります

・むずむず足症候群

睡眠中、足がむずむずしてじっとしていられなくなるため、安眠の妨げになります。

●無自覚の睡眠障害

自分ではしっかり眠っているつもりでも、実は眠れていない?!
そんな時は以下の睡眠障害が原因かもしれません。

・睡眠時無呼吸症候群

テレビなどで取り上げられる機会も増え、ご存じの方も多いかもしれませんが、眠っている間に呼吸が止まることにより、睡眠不足になる病気です。

呼吸できない時間はごく短いですが、呼吸が止まることで脳が覚醒し、安眠の妨げになるのです。

・うつ病や仮面うつ病

うつ病になると倦怠感や疲労感が強く出るため、就寝時間が早くなり、睡眠時間が長くなりがちです。

しかし、日中の活動量も少なくなるため、早く寝ても疲れがしっかり取れない場合があります。

また、腹痛や原因不明のだるさなど、一見するとうつ病とは関係なさそうな症状が出る「仮面うつ病」が潜んでいる可能性も。

どちらにしても、質の高い眠りを得られていないため、昼間の疲労感が残ります。

・突発性過眠症

こちらは残念ながら、原因が解明されていません。
ナルコレプシーに似ていますが、感情の変化による脱力発作や幻覚、金縛りなどの症状が出ないことが特徴です。

また、タイプとしては以下の2つに分類されます。

・夜間に取る睡眠が10時間以上
・夜間に取る睡眠が6~10時間まで

睡眠時間をたっぷり取っているのに、日中強い眠気に襲われ、1~4時間眠り込んでします。
5~30分という短い周期で覚醒するナルコレプシーとは、ここも違っています。

 

こんな症状が続く場合は病院の何科にいくべき?

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睡眠障害や脳の病気が原因で眠気に悩まされているなら、早めに病院に行くことが大切です。

病気の場合は自力では解決できませんから、無理をせず早めの行動をとりましょう。

●ナルコレプシー・突発性過眠症・概日リズム障害・ムズムズ足症候群

ナルコレプシーはストレスが原因であることが多いですし、ムズムズ足症候群も睡眠障害の一つです。
心療内科や神経内科を受診されるとよいでしょう。

また、睡眠外来など、睡眠を専門にしている医療機関を訪ねるのも有効な手段です。

●睡眠時無呼吸症候群

こちらは呼吸の問題ですので、呼吸器内科や神経科、耳鼻科などを受診してみてください。

●うつ病・仮面うつ病

精神科や精神神経科が専門となります。

そのほか、軽いうつ病であれば心療内科でも診てくれるところもあります。

ほかにも、「メンタルヘルス科」などといった医療機関もありますので、自分に合った医療機関を調べて受診してみるとよいでしょう。
話を聞いてもらうだけでも、かなり楽になると思いますよ。

 

最後に

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ように、眠気には生活習慣で改善できるものから病的なものまで、様々あります

自分で気を付けているのにどうしても改善できない、人から注意されることが頻繁になる…などという方は、まずは一度、医療機関を訪ねてみてください。

自分を責めてしまっては苦しくなるばかりですし、症状も改善どころか悪化してしまうこともあります。

たかが居眠りだと思わず、自分の体の変化に耳を傾けてあげてくださいね。

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