電車で途中下車は可能??不可能??

電車で途中下車は可能なのでしょうか

もし途中下車が可能であれば改札をどのように通過すればいいのでしょうか

ここでは電車での途中下車についての説明と改札口の通過方法についてお話していきましょう

念のため、途中下車とは、出発駅~目的地駅区間内の途中の駅で前途区間有効のまま改札口を出ることをいいます。

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目的地へ行くまでの駅で途中下車はできるの??

電車を利用して「旅行をする」という仮定でお話していきます。

目的地へ向かう途中の駅で観光のため、いったん改札口を出て、観光終了後に再び改札口を通って目的地へ行きたいという場合、途中下車をすることは可能なのでしょうか

このような場合を含め、電車で途中下車できるか否かは途中下車に関する旅客営業規則というものがあります。

その規則とはどのようなものなのでしょうか。

以前「電車・地下鉄の乗り換えの制限時間とは」でもお話いたしましたが、途中下車が可能な距離が決まっています

途中下車が可能な距離については片道101㎞以上の場合に可能となります。

ですので片道100㎞以内の乗車券については途中の駅でいったん改札口を出てしまった場合には乗車券はその場で回収されてしまうということになります。

切符を回収されてしまうと途中下車ではなくなってしまい、改めて目的地までの切符を購入しないと電車に乗って目的地へ向かうことが出来ません。

ただし、片道100㎞以内の切符であっても、JRが指定した接続駅に関してはこの限りではないようです。
この場合に「電車・地下鉄の乗り換えの制限時間とは」でお話しました30分ルールが適応されることになります。

その他、途中下車に関する旅客営業規則については以下の通りとなります。

大都市近郊区間である東京・大阪・福岡・新潟・仙台の各近郊区間内の駅相互発着の乗車券面に表示されている区間内の駅
特定都区市内・東京山手線内発着の乗車券で券面に表示された特定都区市内や東京山手線内にある駅
回数乗車券の場合のその区間内の駅

これらは途中下車ができない区間駅となります。

しかし、発着が大阪市内と神戸市内の乗車券に限っては例外もあるようです。

・大阪市内発着の乗車券の場合で、乗り換えのために大阪駅と北新地駅を徒歩連絡する場合には一時的に出場が可能となっています。
・神戸市内発着の乗車券の場合、山陽新幹線を利用した場合限定で、新神戸と三ノ宮・元町・神戸・新長田の各駅で一時的に出場が可能となっています。

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片道100㎞以内の切符と片道101㎞以上の切符の見分け方は??

片道100㎞以内の切符の場合は、次の画像のように乗車券の下部に発券当日限り有効 下車前途無効 と印字されています

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つまり、この切符の場合は購入したその日限り使用できる切符であり、なおかつ途中下車はできない切符ということになります。

では片道101㎞以上の場合はどのような乗車券になるのでしょうか。

片道101㎞以上の乗車券になりますと途中下車が認められるため、乗車券の下部に印字されているハズの発券当日限り有効 下車前途無効 の印字がないものとなります。

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101㎞の区切りになる運賃は1,960円以上となりますが、この場合の画像は100㎞以内と101㎞以上の表記を見比べていただくために自作して掲載していますがので、101㎞以上の切符に関しては、このような形式の切符は存在しないものと思われます。

実際101㎞以上の乗車券の場合は次の画像のように区間表示がされている大き目の乗車券になるようです。

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この場合の途中下車が可能な駅については、券面表示区間内(経由路線内)の途中下車に限り認められています

 

片道101㎞以上の乗車券で途中下車する場合の改札口の通過方法は??

先ほど「片道101㎞以上の乗車券の場合には途中下車が可能である」と説明いたしましたが、途中下車する場合の改札口の通過方法を例を挙げてお話することにしましょう。

前章の乗車券の画像のように、4月26日に千葉を出発して静岡県の熱海市へ旅行に出かけ、熱海温泉で一泊して千葉へ戻ってくるとした場合、千葉を出発して2日間で千葉へ戻ってくるという乗車券になり、距離も片道101㎞以上になるので途中下車が可能となります。

千葉を出て、途中の小田原でお城見学のために途中下車するとします。

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その際に駅の自動改札機に乗車券を通した場合、稀に自動改札機の誤認識によって乗車券が回収されてしまったり、自動改札機自体に途中下車機能がない(駅によって自動改札機の機能に違いがあります)場合にはゲートが開かずに乗車券が戻ってくる場合がありますので、途中下車する場合の安全策として有人改札へ行き「途中下車します」と言って途中下車の印を押してもらって途中下車します。

お城見学を終えて再入場する場合も有人改札を利用する方が安全だと思います。

そして目的地の熱海でも有人改札へ行って乗車券を見せて下車します。

この乗車券は千葉から千葉へ往復するために購入した2日間有効の乗車券ですので、熱海駅で乗車券を回収されることはありませんし、2日目の帰路も同じように途中下車をすることが可能となります。

それではまとめてみましょう。

乗車券には片道101㎞以上で1,960円以上の途中下車ができる乗車券と、片道100㎞以内の途中下車ができない乗車券があり、これらは途中下車に関する旅客営業規則によって定められています

また、途中下車できない乗車券には券面に下車前途無効という表示があります。

途中下車が可能な乗車券で改札口を通過する場合に注意しておかなければならないことは、駅に設置されている自動改札機の種類によって途中下車非対応機があったり、自動改札機の誤認識によって乗車券が回収されてしまったりする場合があるので、自動改札機よりも有人改札へ行って途中下車の印を押してもらう方が安全です。

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