熱中症の予防に効果のある食べ物リスト特集ッ!暑い夏に負けるな!
命の危険すらある熱中症、特にお子さんや高齢者は気が付いたら重症化してしまうことがあります。
体内のホメオスタシス、体温調節機能が低下している時に起こりやすくなります。
人間は体温が42度以上になると身体のタンパク質が変異してしまいます。
普段から水分と塩分を時間を決めてとり、食べ物で熱中症予防をしましょう。
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熱中症の予防に効果のある食べ物リスト!
熱中症の苦しさは、かかった本人にしかわかりません。
私もよくやってしまいます。
先天性の病気で暑い寒いが分からないのです。
温冷覚鈍麻といいます。
湿度の高い部屋で動き回っていたら、こむら返りがして嘔吐、熱発という状態になってしまいました。
こういった事を防ぐために、予防効果がある食べ物をご紹介しましょう。
栄養が多く、簡単なレシピのものを中心にご紹介します。
季節の野菜のスープ
出来たら自家製が望ましいです。
野菜をコンソメやブイヨンで煮込んで冷めたらミキサーにかけるだけです。
お好みで生クリームを流すといいでしょう。
ビタミン、食物繊維などが豊富です。
ブイヨンを使うことで塩分摂取が可能です。
お勧め野菜はモロヘイヤとにんにく、唐辛子、これはエジプトのピラミッド建設にたずわった人の食事でした。
葉酸など普段はとれない成分もとれます。
トウモロコシやカロチンが多いカボチャ、ビタミンが加熱しても壊れないジャガイモなどがお勧めです。
自家製のトマトを使ったものを作りますがビタミンCが多く疲労回復に有効です。
疲れすぎると熱中症にかかりやすくなります。
後は中華風の桜エビと冬瓜を中華出汁で煮込んだスープ、冬瓜は名前と違って夏野菜で身体の熱を冷ます役割があります。
海老の出汁も出ますからね。
口にしやすい夏のメニューです。
自家製ゼリー
水分をあまりとらない方にお勧めです。
トマトを使ったりスイカを使ったりしてもビタミンや食物繊維などの栄養が取れます。
私が良く作るのはお茶を使ったゼリーです。
白茶といって汗をかくのを沈めてほてりをとるお茶があります。
後は、フレーバードティ等を煮だして寒天で寄せます。
お茶は利尿作用があるのであまりがぶ飲みしない方が良いのですが、ゼリーなら少しずつ食べられます。
四角形に切って、缶詰の果物や水分の多い果物を盛りつけシロップを混ぜた炭酸水をかけます。
清涼感がありますし、果物の酸味が苦手な方でもよく召し上がります。
生の果物には代謝に必要な酵素があります。
福祉施設にいた時、水分をとらない方用に編み出したレシピです。
こっそり塩を混ぜたりしてあります。
アイスクリーム、シャーベット
お勧めです。
冷たいものを一気に食べると疲労が濃くなり、逆に熱中症にかかりやすくなることがあります。
胃腸への負荷が大きいのです。
ただ、口の中が乾いたときは少しだけ含むことで冷たいもののがぶ飲みを防げます。
最近は塩ジェラートなども外で食べることができ、塩分補給に使えます。
自宅で作るときには、製氷皿にジュースを注ぐのが簡単です。
中にミントを閉じ込めておいて爪楊枝をさす、固まったら外してそのまま舐めます。
経口保水液に少しシロップで味をつけてもよいでしょう。
水分をゆっくり喉の奥に落とし込むことも熱中症予防には有効です。
乳製品を使ったものはタンパク質もとれますので暑さによる筋肉のダメージを回復してくれます。
漬物類
毎年、夏場は自家製の糠漬けが食卓に登場します。
自家製のきゅうりを使ったもの、そして、大根を使ったものなどです。
祖母がつけてくれた梅干しもあった時期があります。
これのどこが熱中症予防なのかといわれそうですが、塩分補給が出来るのと同時に乳酸発酵をした食材は食中毒を防ぐのです。
もともと、保存用の食材ですから。
キュウリは身体の熱をとる夏野菜、大根は消化を助けるアミラーゼという酵素が入っています。
面倒くさいのが嫌な方は、次のような和え物を作っては如何でしょうか。
葉物野菜もしくはきゅうりを薄く切ってもしくは蛇腹切りにして、塩もみします。
塩抜きをしたら、ビニールに入れてそこに昆布茶の粉末、柑橘系のしぼり汁、ショウガの千切りを入れて振ってよく揉みます。
そして、冷蔵庫で暫く寝かせます。
昆布茶は汗で出てしまいがちなミネラル分が多いのです。
柑橘類はクエン酸、疲労を抜く役割をしてくれます。
ショウガは身体を温める作用があり整腸作用があります。
夏場の湿気は胃腸にダメージを与えてしまうのでこの組み合わせが良いのです。
塩気が足りない場合は薄口しょうゆで味をつけます。
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ランキングにしてみました!
熱中症の予防には、タンパク質、糖質、そして適度な油脂分、そして塩分を含むミネラル分が必要です。
ビタミンを含んだ食材が良いのです。
論拠のあるベストファイブをランキングにしてみました
卵はミネラルを多く含みます。
ほぼすべての栄養素を持つといわれています。
何故カクテルかというと、もともと混ぜるという意味を持つ言葉です。
お子さん向きの品を自分で作れます。
他にシャーリーテンプルなども南国フルーツ、体の熱をとる食材を入れますので良いでしょう。
普通のアルコールですと利尿作用で脱水症状を起こします。
野菜はビタミン、ミネラル等が多い食材で熱中症予防には欠かせません。
トマトをチーズやバジルと組み合わせたサラダ、ズッキーニや玉ねぎ、パプリカを素揚げにしてバルサミコ酢と岩塩で仕上げるものなどメニューも豊富です。
良くしじみの味噌汁が熱中症の予防に良いとされます。
夏場はあまりとれる場所が無いのですが、岩牡蠣が夏でも食べることが出来る地域もあります。
亜鉛、カルシウム等が豊富なので、精神安定や安眠に役に立ちます。
みそ汁も塩分が多い発酵食品です。
熱中症の予防には良いものです。
鉄板ですが、クエン酸、疲労の要因の乳酸を分解する手助けをしてくれます。
塩分も多いのでオクラなどの夏野菜とパスタにしたりしても良いでしょう。
糖質が吸収しやすい蜂蜜につけたものもありますよ。
動く方には良いのです。
石麻呂に 吾れ物申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻捕り食せ
大人気の万葉集のやり取りですが、昔から夏バテや熱中症予防に使われてきました。
ビタミン1が多い魚で上等の脂肪酸も持っていて疲れてしまう時期には良いものです。
白身の魚は全体的に消化に良いので、熱中症予防にお勧めです。
最後に
熱中症は食べ物だけでは予防できません。
規則正しい生活、十分な休養が必要です。
もしなってしまった時は太もも、脇の下にアイスパックをタオルで巻いたものを挟んで動脈を冷やします。
内臓へのダメージを防ぐ食べ物の摂取は大切です。
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